浅草・下町 雲霧仁左衛門と行く
大盗賊雲霧仁左衛門を追って現代の江戸の町を駆け回ってみました

雲霧仁左衛門でなぜ雷門が!と思ったかもしれませんね。
仁左衛門が浅草寺にお参りをしていたから?
まあ、お参りはしたでしょうけど、ここでの理由はそうではありません。
実は浅草界隈は雲霧一味と火付盗賊改方の最終決戦の地だったのです。
「盗め」の準備を整える最中、一味の何人かは浅草寺に立ち寄ったことでしょう。
さて、伝説に残る江戸時代の大盗賊、雲霧仁左衛門。
彼は盗賊であるにもかかわらず、一般大衆からの人気は高いようです。
それは一体何故なのか?
池波正太郎さんの小説「雲霧仁左衛門」には「昔気質の盗賊」という言葉が出てきます。
では昔気質の盗賊とは一体・・・

ここに盗めの三か条といわれるものがあります。
・人を殺傷せぬこと
・女に手を出さぬこと
・盗まれて難儀する者には手を出さぬこと
雲霧仁左衛門はこの三か条を守り、なおかつスケールの大きな仕事を
幾度も成し遂げたために、庶民から憎まれるどころか喝采を浴びてしまったのでしょう。
私も俄然仁左衛門に魅せられてしまいましたので、
仁左衛門が駆けた江戸の町を、自身でも駆けてみようと思い立ったのでした。
・・・・・・ごめんなさい。私の体力じゃ全部駆けるのは無理です。
一部電車も利用したことをお断りして・・・・・・
仁左衛門やその仲間たち、また彼らを追う火付盗賊改メ方の面々が
泣き、笑い、迷い、憤り、闘い、駆け抜けた舞台を、
私も訪れてみました。彼らに出会えることを期待しつつ。